(1936m、1831m) 2006/5/4

淀川登山口 → 淀川小屋 → 小花之江河 → 花之江河 → 黒味岳分岐 → 投石平 → 宮之浦岳 → 投石平 →
黒味岳分岐 → 黒味岳 → 黒味岳分岐 → 花之江河 → 小花之江河 → 淀川小屋 → 淀川登山口
先日、登山口近くでUターンして諦めた宮之浦岳、昨夜のうちに登山口に移動しようと思ったんですが、アルコールが入っているのでそれも出来ませんでした、3:40モゾモゾと起き出して、準備もそこそこに淀川登山口に車を走らせる
途中の荒川登山口分岐に交通警備員がいるぞ、そうか縄文杉側は今日からGW中の交通規制なんや、ヤクスギランドを過ぎ、高度を下げてまた登り詰めると、そこが淀川登山口なんだわ、4:25到着なんですが、10台程停められる駐車場は
既に満車でしたね、やっぱりGWですな、団体さんも含め登山者でごった返していますがな、転回場所で車を回し50m程下ったカーブミラーの所に停めて一安心です、この後から来る人達は大変やろなー、こりゃかなり歩かにゃならんぞ
リヤハッチを開けて準備をしていると、隣の車から人が下りて来て挨拶をしてくれました、声の感じからすると若い女性の様ですね、横浜からおいでで単独で登るそうな、その女性も5:00になるとヘッデンを付けて登って行きました
5:15ヘッデン無しで、何とか登れる明るさになったので淀川登山口を出発です、オーバーペースにならない様に、ゆっくり歩きますが更にスローペースの年配の方が多くて、道を譲ってくれます、まだ薄暗いのに人が多いな

← 登山開始時は、暗くて撮れなかったので下山してから撮りました、こんな感じなんだ
5:45淀川小屋に到着です、昨夜のうちに入山した人達で一杯ですね、テントも20張り以上あります、水分補給をしたので5:50出発です
淀川小屋を出て暫くは急な登りが続く最初の頑張り所です、15分も登ると傾斜が緩やかになり、歩きやすくなります過去3回の山登りが良いトレーニングになったみたいで、今日が一番脚が動いているしバテません、幸先良いですな!
6:45 小花之江河にやって来ました、思っていたより大きくない湿原ですね、小と銘打っているくらいだから、それも良しとしますか、振り返ると高盤岳の上にトーフ岩が鎮座しています、ガスっているので写真は帰りに撮る事にする
6:55花之江河に到着です、ザックを降ろして水分と甘い物をを補給したら、元気が湧いて来る様な気がする、この看板がが記念写真のポイントらしく、ガスが掛かっていなければ黒味岳が見えるそうです、白骨樹が点在して
良い感じだわ、先を急ぐので7:00に出発です
7:10黒味岳分岐を通過してなおも歩きます、この辺からガスが晴れ出して、あれよあれよと言う間に青空が広がって来ました、これも普段の行いの賜ですわ(殴)、まだ時間が早いのか山頂には誰もいませんね、意外と急登みたいだわ
7:30投石平に到着、少し休憩しますかね、平たい大きな花崗岩なので、休憩している人が多いぞ、振り返ると黒味岳が綺麗に見えています、帰りに登るだけの体力が残っていれば良いんだけどな、少し元気が出て来たので7:35出発進行
投石岳の斜面を登ると安房岳、翁岳と巻いて歩き、少し下った所が最後の水場になりますここで水をゲットしておかなければ、山頂でカップヌードルが食べられないので、絶対に忘れちゃなりませんぞ、水場を過ぎると山頂
直下の急斜面が待っててくれますよ、写真は急斜面の最後の最後の、ほんの一部分ですよでもこの急斜面を登り切ったら、凄い絶景が待っているんだから、もう一踏ん張りします
やりましたー、8:50に宮之浦岳山頂到着です出発が早かったからか、15人程しかいませんその内に記念撮影で、順番待ちになるだろう山頂標識も今は空いています、この後20分もしない内に、どどっと団体さんが登って来て
満杯になってしまったんですけどね、当然の事ながら、記念撮影の場所は順番待ちですな
振り返ると登って来た登山道が見えます、一面のヤクザサの中にゴツゴツとした花崗岩が転がっていて、一種独特の風景です、その先に見えている一番高い山が黒味岳の筈だわ、帰りに登ってやるから待っているんだぞ、んにゃ帰り
に登らせて頂きますから待ってて下さいませですね、まぁ黒味岳に登る体力が残っているか、それが心配ですけどね
180度回転するとこちらは宮之浦歩道です、新高塚小屋を経て縄文杉へと続くんだわ、地図で確認すると3時間30分で縄文杉まで下りられる、そこから荒川登山口まで3時間30分だから、合計7時間の下りをこなせば日帰り縦走が可能な
訳です、もちろん登山口からの足を確保しておかなければなりませんけどね、不可能じゃ無い事が分かっただけでもめっけもんです、次への検討課題としておこう、途中の分岐から永田岳に行けるんだけど、流石に往復は厳しいかな!
山頂が満杯状態になった頃、最高点の岩の隣の岩でリラックスしてる時の事です、最高点の岩の上に登ってカメラを構えているI君を発見なんだけど、こちらに気付くでもなく黙々と撮っている、えーとI君は「チームゴアテックス」の
メンバーなんよ、声を掛けた時の顔が忘れられません、黒味岳に登る予定なので9:50、I君より一足先に下山開始です
頂上直下の急勾配を下り終えて、少し登り返した翁岳の手前で宮之浦岳を振り返ってみました、一番大きな岩の左のピークが一番高そうに見えますが、ここが山頂ではないんです、ピークの左側に奥まっているので低く見えますけど
そこが山頂なんですよ、結構人がいるのが分かるかなー、それにしても急勾配に行列が出来ているし、手前の平坦な登山道にも人が連なっていますがな、薄暗い時間に登り始めて正解でしたね(画像の上にカーソルを持っていこう)
翁岳を巻いて歩き始めると、宮之浦岳が見えなくなって来るんだわ、手前にある花崗岩がチョイ良い感じだったので、撮ってみましたこのままスンナリ下山するとしたら、これが最後の宮之浦岳の姿なのかな、どうだろう?

まぁオイラは黒味岳に登る予定なので、また宮之浦岳を望めるんですけどね、この予定が若干怪しいと言えば、怪し過ぎるんですけど
下りは順調で11:45に黒味岳分岐まで戻って来ました、ザックを登山道脇にデポしている人も結構います、脚はまだ余力が残っている感じなので、黒味岳山頂目指して頑張んべえ
樹林帯を抜けると山頂が姿を現します、少し長めのロープがありーの、急勾配だったりで余力なんか何処かへ、ブッ飛んでしまったぞ

山頂に人が立っていますね、ここまで来たら何としても、山頂に立たないといけませんね
12:20何とか黒味岳山頂まで登って来ました途中から見上げた時に、皆が登っていたのはこの岩だったんですね、当然の様に岩の上に行って下を覗き込みます、ゲゲッ怖いじゃんオーバーハングしてるのかと思う程、メチャ
切り立っていました、勿論四つん這いで恐る恐る覗き込んだのは、言うまでもありません
山頂の岩の上から眺めた右が宮之浦岳、左が永田岳です、今回初挑戦だったので宮之浦岳に足跡を残す事しか考えてなかったと言うか、黒味岳もオマケみたいなもんでした、でも今回大体の時間も把握出来たし、永田岳も登れそうな
気になって来ました、でも人気の山なので早朝出発は必須ですね、巨岩の山頂を満喫した事だし、12:35下山開始です
13:00 黒味岳分岐まで下りて来ました、この登り下りで脚は目一杯になっています、残りの下りを慎重に下りないといけませんね、一度地元で痛い目に遭っているから、気を抜いちゃー駄目って事なんだわ、13:10花之江河まで下って
来たんですけど、休憩している人達でごった返しています、黒味岳に登っていたので渋滞に巻き込まれてしまったぞ端っこの方が空いてはいるんですが、落ち着かないので足早に通り過ぎるとします、いやーホントに人が多いんだわ
13:20 小花之江河到着です、ここでは写真を撮らなきゃならんので、ちょっと立ち止まる高盤岳山頂のトーフ岩です、落ちないのかな

お母さんが味噌汁に入れる為に、切ったんですが、そのまま何処かに行っちゃったのかな
14:20 淀川小屋まで下りて来たぞ、ここまで来れば残りは僅かです、沢に下りて水を汲み喉を潤したので、元気が復活して来ましたよ小屋もテント場も、それ程混んでないみたい夕方には今朝みたいに、混雑するんですかね

14:25 歩き始めます、もう一頑張りで登山口に到着だわ、結構歩いたので脚に来ています
14:55淀川登山口到着、九州最高峰宮之浦岳登山が終わりました、天気も最高だったし、黒味岳も登る事が出来たので大満足の山行でしたね、山を下りたらお決まりの尾之間温泉です、この温泉も今日が最後なので、いつもより長めに
浸かって疲れを癒していました、駐車場に戻ったら明日の出発準備です、1週間もいたから車内の片付けも大変だわこまめにやっておくんだったな、片付けも一段落した19:00「散歩亭」に向けてMTB発進です、生ビールと三岳で微酔い
気分になった頃、宮之浦岳山頂でバッタリ遭遇したI君がやって来ました、オイラは3日目の夜からずっと皆勤賞ですQPさん、Iさんと遭遇しなければ来てなかったな、最後の夜、少し飲み過ぎたかもやけど、大満足の屋久島6日目でした
1日目(4/28) 新居浜 → 八幡浜(フェリー乗船)
2日目(4/29) 臼杵 → 鹿児島 → 屋久島(往)宮之浦港白谷雲水峡、太鼓岩登山
3日目(4/30) 縄文杉登山
4日目(5/1)  屋久島ドライブ(時計回り)
5日目(5/2)  太忠岳登山
6日目(5/3)  屋久島ドライブ(反時計回り)
7日目(5/4)  宮之浦岳、黒味岳登山
8日目(5/5)  屋久島(復)宮之浦港 → 鹿児島 → 臼杵(フェリー乗船)
9日目(5/6)  八幡浜 → 新居浜