(2857m、2922m) 2015/7/30

蝶ヶ岳ヒュッテ → 横尾分岐 → 蝶槍 → 常念岳 → 前常念岳、三股分岐 → 常念小屋 → 横通岳(トラバース) → 東天井岳(トラバース) → 大天荘(大天井岳ピストン)
山小屋の朝はメチャ早いんです、4:00前から動き出している人達がいます、この人達は山小屋で朝食を食べないので、早い人は4:30くらいに、遅い人でも5:00には出発する、オイラは5:00に起き出して準備をします、5:30から
の朝食を食べてお弁当を受け取る、昨日痙攣していた膝の上は、今の所問題なさそうじゃね、ボチボチ行くかな!
蝶ヶ岳ヒュッテから見事な雲海が見えます、陽が昇ると雲海は消えて安曇野の市街が見えるらしい!
常念岳と前常念岳が見える、常念岳への岩尾根は厳しそうじゃの、ゆっくり登らないと息切れしそうです!
5:50蝶ヶ岳ヒュッテを出発、昨日このピークを脚の痛みをこらえながら下って来たんじゃな、本当にどうなる事かと思いましたね↓ 6:10横尾から登って来た分岐を通過、常念岳方向へ直進します



コースタイムからすると蝶槍だと思うんだけど、山頂標識も何 →もありゃせんがな、形から想像するに尖っているから蝶槍だろう
←、常念岳へのルートには、大小幾つものピークが待ち構えているんだわ、この山頂標識は落下しているし、字がかすれて読めません



↑ 何個目かのピークから振り返って、蝶槍などを撮っておきます安曇野側からは相変わらずガスが湧き上がっている、稜線付近で冷たい空気の層とぶつかって、押し戻されては消えているんだな
常念岳の岩尾根が随分近付いて来たぞ、結構険しい登りじゃのぉ〜、その手前に最期らしいピークも見えている
7:50先程見えていた最期のピークに到着、一息入れます、甘い物と水分を補給して、この後の急登に備えます、岩尾根を登り切ったら↓ ちょっとだけ緩やかになって、最期にまた急登が控えているな
8:00に下り始めて、8:05に常念岳の岩尾根に取っ付く、急がず →慌てず、息が上がってしまったら、ペースも何もなくなってしまうので、ゆっくり小股で登りまっしょい、やっぱ北アルプスは良いな
← スローペースを意識して登るからか、息も上がらず、脚も動いているじゃないかい、常念岳の南側は荒々しくて巨岩が多い、多い



↑ おんや〜、ガスが掛かって来たじゃないかい、もうちょっとで最初の急登が終わるって頃になんでやねん、まぁ山の天気に文句言っても始まらないので、これも普段の行いの賜ですかねぇ(涙)
8:40急登が終わり、登りが緩やかになった所で休憩です、奇岩 →が多いなぁ、ガスの中にいるので霧雨状態なんだわ、レインウェアを着込んでいる人もいるけど、これくらいならまだ大丈夫かな!
↑ ガスの中、最期の急登を登り切り、9:40常念岳山頂に到着です晴れていれば槍ヶ岳、穂高連峰、安曇野の市街地とか見渡せるんだろうけど残念、霧雨の雨足が少し強くなったので、9:50下山開始!
← 下り始めるとすぐに前常念岳、三股への分岐があるのでオイラは直進です、ちょっとガスは薄くなったんだけど、視界100m程かな



↑ 10:15随分ガスが晴れて来て、下の方に常念小屋が見えだしたよし、あそこで昼食休憩を取るとしよう、もう一踏ん張りするべぇ
常念小屋の向こうは横通岳への登りじゃね、尾根歩きなので登り下りの繰り返しなのは分かっているけど・・・・
10:50振り返って常念岳をパチリ、山頂にいる時のガスは何だったのさ、これもタイミングですよね、30分出発を遅らせていれば絶景を拝めたのに残念、でも今から登り返す元気はないぞ、北側斜面は
↓ ガレ場だけどなだらかですね、南側斜面とは全く違う山容じゃ
常念小屋が随分近付いて来たぞ、もう一息頑張って休憩じゃ〜 →ザックを担がないで軽装で登る人と擦れ違うんです、聞いてみると小屋からのピストンなんだと、このピストンはしんどそうじゃ
← 10:55常念小屋に到着、テントサイトの横にザックを下ろして休憩です、蝶ヶ岳ヒュッテで作って貰った、オニギリと唐揚げだけのお弁当が超美味〜い、本当に山登りの最中は健康的な生活じゃ
↑ 11:15歩き始める、横通岳の尾根に取っ付いて、最初は樹林帯を歩くので眺望は望めない、後半はガレ場になり横通岳を巻きます登山道脇にはコマクサがチラホラ咲いていて、目の保養になるな
横通岳を巻きながら、緩やかに高度を下げて行く、12:45東天井岳の登りに取っ付く所に到着、これが本日最期の急登になる筈だわ↓ ザックを下ろして少し休憩するべ、脚はまだ大丈夫みたいです
5分程休憩したら東天井岳の登りに取っ付きます、ジグザグの →登りなので思った程きつくない、13:20東天井岳のトラバース道に出ましたよ、この先は東天井岳を右に見ながら、ノンビリ歩きます
東天井岳のトラバース道なんだけど、どれがピークなんだろう、またぞろガスが掛かり始めて視界が悪くなる!
← そろそろかなと歩いていると、ガスの中にボンヤリと山小屋が見えました、初めての登山道でガスが掛かると不安になるんだわ単独行なので相談相手もいないし、究極のビビリマンですから!
↑ 14:15大天荘に到着です、宿泊手続きを済ませ、マイスペースにザックを下ろします、小綺麗な山小屋でビックリですがな、リーフレットを見ると燕山荘グループなんじゃね、そりゃ綺麗な筈だわ
夕食までの時間潰しに、玄関前のベンチに座ってビールを飲みます、隣で一服していたhさんと話し込んでいるとスタッフの人が「良い感じで談笑していたので、ガラス戸越しに写真を撮ったんですけど・・」と申し訳なさそうに
話してくれるんです、何なんだろうと思っていると「山小屋のHPのスタッフブログ欄に載せてもいいですかって」確認でした、hさんと2人で「逆に私たちでいいんですかって」聞いてしまいました、家に帰ってすぐに確認したの
は言うまでもありません、5:00からの夕食を済ませ、レインウェアの上だけ着込んで表に出ます、じゃ〜登るかの
18:00大天井岳の山頂に到着です、昨日より槍ヶ岳が大きく見えている、少しずつ近付いているのが分かりますね陽が沈むまで1時間程粘ったんですが、今日も綺麗なオレンジ色の夕焼けは拝めませんでした(涙)、17:20大天荘
に戻りスペースに潜り込みます、もう寝ている人もいるんだわ、画像チェックをして17:45眠りに付きましたとさ
それでは北アルプスのお花北アルプスのお花Uを見ておくれ!

1日目(7/28 火) 北アルプス南部縦走U(往)
2日目(7/29 水) 北アルプス南部縦走U(蝶ヶ岳)
3日目(7/30 木) 北アルプス南部縦走U(常念岳、大天井岳)
4日目(7/31 金) 北アルプス南部縦走U(槍ヶ岳)
5日目(8/1 土) 北アルプス南部縦走U(下山、復)