(1729m) 2011/6/25

大山寺駐車場 → 大山神神社 →(行者谷コース)→ 元谷 → 夏山登山道合流点 → 6合目避難小屋 → 弥山頂上 → 6合目避難小屋 → 夏山登山道合流点 →(夏山登山コース)→ 大山寺 → 大山寺駐車場
準備も整ったので9:40に大山寺駐車場を出発、最初の合流地点のホテル大山別館「しろがね荘」を探すんですが、へっぽこナビ(オイラです)が迷ってしまい遠回りです、山の上はガスってるし前途多難かな
「しろがね荘」の駐車場を通り抜けて大山寺の参道へ →出ました、他に登山者の姿は見当たりません、って当たり前かぁ、もう10:00なんだから早い人は下山してます



↑ 大山寺の山門に到着、大山寺は下山がてら最後に参拝するので、階段の手前で左折して大神山神社へ向かうこの山門は再び登場しますから、覚えておいて下さい!
苔むした鳥居をくぐり、やんわり高度を上げますが、山門とか本殿はかなり遠そうです
マイナスイオンを全身に浴びながら歩きます、擦れ違うのは参拝を終えた人達で、まだ登山気分にはなってない↓ かもですね、石畳が濡れているので気を付けねば!



地元の石鎚山、山陰の大山と中四国に日本百名山は →これっきり、どちらも信仰の山なので石灯籠、石仏などたくさんあります、ないのはオイラの信仰心くらいです
← やっと大神山神社の山門が見えて来ました、大神山神社は大山寺の奥にあって、大山寺の敷地をぐる〜っと巻く感じで参道があるんですね、結構遠回りしたみたい



↑  階段の下から本殿を撮ってみる、ここまでは参拝気分の足慣らしかな、神社の裏からが本格的な登山道になります、お賽銭は少ないけど安全を祈願しておきます
ここから元谷を通り5合目で夏山登山コースに合流するのが、kuroさんチョイスの行者谷コースです、夏山登山コースに比べて登山者が少ないみたい、厳しいんかなぁ



元谷目指して歩き始めます、久し振りの登山なので脚が動くか心配だわなぁ、とにかく頑張りまっしょいです!
大山の頂上付近は木道が整備されていると、聞いてたんだけど早速登場です、でもすぐに階段状の登山道が現れ↓ て延々と続くんだわ、鈍った脚には結構きつかった



← 時代を感じさせる檜(杉?)、切り倒すのが目的じゃないから枝打ちもしてません、いい枝振りじゃないかい
元谷の手前で小休止です、ちょっと体調が思わしくないぞ、今まで体験した事のない吐き気が襲って来たじゃないですか、先行きが少し不安になるけど歩けない事はないので、頂上目指して歩き始めます
元谷に到着、ここから見上げる大山北壁は圧巻の大迫力の筈なんですが、ガスに覆われて何にもみえませんがな



大山北壁は今も崩落を繰り返していて、流れ出した砂礫が溜まった場所が元谷です、雨や雪解けで流れ出す土砂を食い止める為に大堰堤が造られていますが、自然の力にあらがう事は出来ないんですね
元谷を通り過ぎると連続的な階段状の登山道となり、吐き気も伴ってすぐに息が上がってしまいます山登りを始めて最悪の体調ですわ、息が上がり脚も動かないのでkuroさん達には先に行って貰います
← 11:35夏山登山コースとの合流点に到着、kuroさん達が待っていてくれたんですけど、申し訳ないので先に頂上に行って貰います、オイラは体調をみながら亀さん歩行で少しづつ高度を稼ぐ事にします(あ〜、情けない)



↑ 6合目避難小屋からパチリ、見えているのは三鈷峰ですかね、下調べも何にもしてないのでわかりましぇん
7合目辺りを亀さん歩行で歩いていると携帯が鳴っていますがね、kuroさんからで頂上手前の木道は風が吹いて↓ いい気持ちだよって、もう少し頑張ってみるかいな



青息吐息で8合目に到着、階段状の登山道はここま →でで勾配も緩くなり、少し歩くと木道が出現するんです
木道は尾根沿いに設置されているので、吹き上げる風が心地良いんです、でも8合目辺りから脚が痙攣して殆ど歩く事が出来ません、座り込んで揉みほぐしながら少しずつ前進するしかない、右手奥に頂上が見えてkuroさん
↓ 達が手を振ってくれています、脚よ動いてくれい!
← 9合目の標識は木道の途中にあります、ここまで来たらもう一息じゃ、脚を揉んでいるとsiroさんが迎えに来てくれて、ザックを持ってくれました(サンクスです)
13:30弥山頂上に到着、kuroさん、siroさん長い時間 →お待たせしました、お二人がいなかったら間違いなく撤収してました、お陰様で日本百名山登頂に1座追加です



↑ ガスの中に沈んでいる剣ヶ峰が大山最高峰なんですが、崩落が激しくここから先は通行禁止です、自己責任で歩いている人もいますが、オイラ達はここまでです!
頂上でオニギリを頬張り、美味しいコーヒーを御馳走して貰ったので勇気百倍なんですが、脚の痙攣が治まり切らないんです(トホホ)

14:10下山開始、脚の様子をみながらゆっくり歩きます、眺望はありませんが、風が気持ち良いんです
ゆっくり歩いていたら脚の痛みは薄れてきたので、急がずノンビリと下ります、大山の登山道は殆どが階段状なので結構きついんだわ、石鎚山より低いからなんて甘い考えで登ったのが間違いでした!
ほぼ下り切った頃、夏山登山コースに別れを告げて僧兵コースに入ります、南光河原を抜けると大山寺の鐘楼が↓ 出迎えてくれます、手前のお地蔵さんが分かるかな



最初に反対側から見た山門に戻って来ました、結構 →歩いたのでヘロヘロだわ、ここまで疲れて戻って来るとは思ってもいませんでした、駐車場まで頑張んべぇ!
16:15大山寺の駐車場に無事下山です、kuroさん、siroさんとの初登山がこんな情けない登山になってしまい申し訳ないです、ちゃんと脚を鍛え直して体調管理をしておかないといけませんね、反省です

この時期の大山は花が少ない、ミヤマオダマキでも見るかいな! ほんでもって山陰の旅はこっち!