(1860m) 2012/2/12

笹ヶ峰登山口 → 宿 → 丸山荘 → 笹ヶ峰山頂 → 丸山荘 → 宿 → 笹ヶ峰登山口
今年は山登りを始めてから、最多の冬山登山になるんちゃうかな、去年の3回が記録だったと思うから今日で記録更新です、7:50に家を出てコンビニで食料を調達し登山口へ向かう、国道194号線から左折
した後が厄介なんだわ、チェーンを装着するタイミングが難しいんです、すぐに凍結路面になったのでチェーンを装着したんですが、吉井大橋までは山の北側を走るのでチェーンなしでは走れないんよね
吉井大橋を過ぎると未舗装路になり、雪がない砂利道区間が多数出現するんです、チェーンは傷むしガタガタ乗り心地は悪いわで踏んだり蹴ったりとはこの事じゃ、前回は下りで岩に車をヒットさせて
るから慎重に運転してます、3/4くらい走った所で因縁の岩を確認する、恨めしく眺めながら通過です
9:10笹ヶ峰登山口に到着、今回も下の駐車場に停めますこの辺りは雪が少ないなぁ、でも笹ヶ峰は他の山と比べて山頂辺りの雪は多いから大丈夫だろう、準備を整えて↓ 9:25歩き始めます、脚が動いてバテずに登れるかな
上の駐車場は車が10台停まっていて、空きスペース →はないぞ、下に停めて正解でしたね、ここから登山道になります、オーバーペースに気を付けて歩きまっしょい
← 登り始めて暫くは雪があったりなかったりで、凄く歩き辛いんです、氷柱はこんなに伸びているのに雪がないんだわ、アイゼンを付けているので引っ掛かるんです



↑ ちょっと雪が多くなって、アイゼンが効いてきたぞこの辺は針葉樹が多いし、広葉樹の葉に雪も残ってないから絵的にはイマイチですね、脚は動いているみたい!
この沢が現れたら宿はもう近い筈です、立ち止まっ →て写真を撮り水分補給をしたら、もう一頑張りするべぇ



↑ 10:20宿に到着です、北側斜面をほぼ南向きに登っているので逆光になってしまう、アームがない言い訳です
← 宿のすぐ先にある丸太橋、ちょっと揺れるけど怖くはありません、殆どの人は左側の沢を渡っているみたい



↑ 結構高度を稼いだので樹氷のお目見えです、近くで見ると枝にエビの尻尾が付いている、だから白いんだわ空気中の水分が凍結して枝に付いている霧氷は、透明感があってキラキラした感じかな、勿論どっちも綺麗です
見上げると青空に雪の花が映えている、雪山は晴天に登らないとね!
登山道脇の木々も花咲爺さん状態ですがな、これが見たくて登ってるんです
えっと、この山は伊予富士なんかな、違う気もするけど・・・(多分違います)
飽きもせずに樹氷を撮りまくりです、枝がもう少し →上まで伸びていれば、雪のトンネルになるんですけどね



↑ 11:05丸山荘に到着です、屋根の上で管理人さんが雪下ろしをしてるぞ、5分程休憩して山頂へ向かいます
ここは一応スキー場のゲレンデですね、スキーを担いで山に登らなきゃならんしリフトもありません、リフトがないって事は、滑ったら自力で登り返さなければいけな↓ いんですよ、今のご時世誰も滑っておりませんわな



← 樹林帯に入ったらすぐに直登です、夏はジグザグを切って高度を稼ぐんですが、雪で道が分からないんだわ
丸山荘を過ぎるとエビの尻尾が長いので枝が垂れ下がっています、向こうは沓掛山じゃね
雪の花の密度が濃いでしょ、踏み跡をトレースしな →がら急斜面を登る、直登し出してから誰にも会ってないので踏み跡だけが頼りです、迷う事はないんですけどね



↑ 結構な急斜面をせっせと登ります、前に登った時より雪が少ないんかな、クマ笹が全部隠れてないんですよ
沓掛山が随分下に見えてます、水平線(雲平線?)が山頂と同じ高さになっている、踏み跡が二股に別れていたので右側を選択したら、昨日の踏み跡だったみたい、途中↓ で消えているんです、まぁ上を目指せば問題なし!



← 例の灌木がエビの尻尾をまとっています、遮る物がないから成長しているなぁ、さぁもう一息頑張んべぇ!
↓ 東に目をやると石鎚山、先週あそこにいたんですなこの先は最後の急斜面なんです、風が強くなってきたぞ



12:10笹ヶ峰山頂に到着、先客さんが1人だけですね →強風が吹き抜けているのでメッチャ寒い、顔と耳が痛いんだわ、5分と持ちませんね、風裏の南側へ緊急避難です
山頂からの景色をお楽しみあれ、東方向は一ノ谷越えから冠山、平家平へと続いています
西方向は石鎚山、馬蹄形のスキー場のゲレンデが確認出来ます
南西方向は寒風山です、左側に桑瀬峠からの稜線が伊予富士まで続いています
山頂はメッチャ寒いんです、隠れる場所は権現さんの裏だけなんですが、先客さんがいたので急いで写真を撮る



誰かに聞いたんですけど、笹ヶ峰は結構風が強いらしい山頂標識や案内板も吹き曝しで、エビの尻尾が長いわな12:20写真も撮った事だし寒いので下山開始です、滑らない様に慎重に、アイゼンを効かしながら急斜面を下る
風紋でいいのかな、下界では見られない自然の造形が綺麗なんです
直登ルートの下の方で樹林帯に入ったので、雪の花 →を撮っておく、ひょっとしたら今シーズン最後の雪山になるかもですから(笑)、また何処かに登ってるかもね!



↑ 13:05丸山荘まで下って来ました、登りの時より陽が西に傾いているので、山の雪の白さが分かり易いですね
順調に下り13:30に宿を通過、14:15無事下山しました、登山口までの到達難易度は高いし、最後の登りもきつい山だけど、それだけの価値はありますね、冬期の笹ヶ峰は久し振りだったけど満喫しました

ではでは雪と氷の世界でも見るかいな!