(1707m) 2007/7/8

筏津登山口→(瀬場谷ルート)→赤石山荘→八巻山→(東赤石直上ルート)→筏津登山口
前回登った時に幸運にもタカネイバラに遭遇出来て、また良い事がないかなと7:00に家を飛び出します、コンビニでオニギリを調達して登山口へと向かうんですが何やら気になる
看板が・・・全面通行止めって書いてあった様な気がするけど、まぁ関係ないじゃろって車を走らせてると、電光掲示板にデカデカと「大永山トンネル手前崩落全面通行止め」の
表示が目に飛び込んで来ました、アチャー四国中央市の方から金砂湖、富郷経由で行くしかないですね、って中止の選択肢もある筈なんですが全然考えつかなかった、下道走って
たら1時間程余分に掛かってしまうので、高速に乗りカッ飛びました
8:15筏津山荘駐車場に到着、準備を整え体をほぐします、手首、足首をコキコキさせて膝を伸ばして準備完了

8:25車を後にして歩き始めます、遊歩道脇のキレンゲショウマの蕾が膨らんでるのがチラホラありますね、また盛りの頃に見に来なければ・・・
管理人さんに車を停めさせて貰った事を告げようと声を掛けたんですが、返事がなかったのでそのまま来ました

ここが筏津登山口、8:30電柱の横を抜けて登り始めます、頑張れるかな?
9:20第1休憩ポイントの沢に到着、ここまでは早くもなく普通のペースで来てます水分その他補給して鋭気を養います

9:30上を目指して歩き始めます、その時下から年配の方が登って来て不思議そうにこっちを見ています
挨拶をしたら「登山?」って声を掛けられたので思わず「えっ、仕事ですか」と聞き返してしまった、一緒に登りながらお話を伺うと登山道の整備をされてる方でした、↑の橋を
架け替える時切り出した木を運ぶ大変さ、天気の良い休日は登山者が多いので仕事にならないのでこんな天気の悪い日に登ってる事、ここの登山道を整備する予算は教育委員会か
ら出てる事など色々と教えて頂きました、中でも一番頭が痛いのは後継者が育たないから止められない事だそうです、普段安全に快適に登山出来てるのはこんな方が頑張ってくれ
てるって事を肝に銘じておかなければなりません、感謝、感謝です

最初に不思議そうな顔で見られたのは「こんな天気の悪い日に登山かい」だったんですね
10:25第2休憩ポイントの沢に到着、ここも普段より水量が多いですね

10:35休憩終了、歩き始めます

ここの少し上にビニールを被せた機材が置いてあって、今日の仕事場との事なので挨拶をしてお別れです
こんな感じで沢の横の道を歩いて高度を上げて行きます

何か奥入瀬っぽくないですか、そんな風に感じるのはオイラだけやろか・・・
11:15第3休憩ポイントの沢に到着、水量が多いぞ、普段飛び石として使ってる石が水没してるがな、滑って転んだら唯一の財産のカメラが濡れてしまって使い物
にならなくなっちまう、慎重に渡らねばまぁ一休みして水分、糖分補給です

11:20滑らない様に岩の上を渡って出発です、30分程で山荘かな、頑張るぞ〜
11:50ガスってなければ八巻山が見えるであろう所まで登って来ました、今日も八巻山はガスに沈んでますね、先に山荘に行って腹ごしらえでもして、それから
この辺で写真を撮ります

11:55赤石山荘に到着、今日は管理人さんが居る様なので挨拶をして、美味しい水を分けて頂きます
山荘で腹ごしらえを済ませた後は恒例の撮影タイムに突入、今日は下が濡れてるので三脚は立てずにISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぎます、ここでアクシデント発生だす
マクロレンズを付けたキスデジが落下してしまった、高さがそれ程なくて湿った土の上にレンズの方からだったので損傷はなかったけど、フィルターとキャップが泥だらけじゃー
流石に凹んでしまった、この山では体もカメラも痛い目に遭ってるから気を付けてるつもりなんじゃけど、やっぱりオッチョコチョイは治りませんね、気を取り直して泥の付いた
フィルターを外してシャッター押しまくりです、一通り花を撮ったので13:15八巻山に向けて登り始めます、最初は岩の上を飛び石で道なき道を登るので人に寄ってルートが違って
下手をすると藪漕ぎだったりプチ岩登りだったりするので、よ〜く上を見ながら慎重に登らなきゃなりません
13:30確か名前が付いてたと思うんですけど完璧にサッパリと抜け落ちてますねその岩まで登って来ました、まだ落ちずに頑張っています、って落ちるんかいな

脇をすり抜けて八巻山頂上を目指します
13:40八巻山の頂上に到着です、ガスってて何にも見えません

ゆっくりと写真を撮りながら東赤石山へ向けて尾根歩きです、赤石山荘で4人連れのパーティーに会っただけで他の登山者には会ってないぞ、天気が天気だし通行
止めも影響してるんでしょうね
14:30東赤石山とトラバース道への分岐まで歩いて来ました、東赤石山まで10分と書いてあるんですけど、ガスってるし時間も遅いのでこのまま下山します
トラバース道まで下り左に曲がって権現越え方向に進みます、直ぐに東赤石直上ルートの分岐があるので進路を右に取りひたすら下るだけ、最初の方は涸れ沢みたいな感じで岩が
ゴロゴロしてて歩き辛いし濡れてて滑りやすいので慎重に下らなきゃなりません、やがて普通の登山道になり登って来た瀬場谷ルートと合流します、ここまで下ったら残りは僅か
って言っても40分くらいは掛かりますけどね、最後の頑張りで下って16:35筏津登山口まで戻って来ました、後少し車まで歩かなゃならんぞ、ふぅ〜疲れたやな、頂上踏んでないん
じゃけどやっぱりこの山はきつい!

今日は八巻山からの尾根に咲いてたタカネマツムシソウだすらい