(1860m) 2006/9/24

登山口 → 宿 → 丸山荘 → 笹ヶ峰 → 丸山荘 → 宿 → 登山口
そろそろリンドウが咲いている頃だろうと勝手に決め込んで笹ヶ峰に登ってみます、実を言うとここの登山口から丸山荘まで登った事はあるけど、そこから山頂まではアイゼンを
付けて冬しか登ってない、4月に隣の寒風山から縦走して山頂に立ってまた引き返した事もありました、丸山荘から山頂まで未踏のジグザグコースを登るのも今回の目的の一つです
寒風山トンネルに向かう途中で左折し林道に入ります、細いながらも舗装されているので快調に高度を上げて行く、舗装が途切れて砂利道になると登山口はすぐそこです
9:45登山口到着です、下の駐車場に車が停まっていたので上の方は満車かと思いきやまだ余裕でした、この頃は陽も差してまずまずの天気だったんですけど・・

9:55準備も整ったので歩き始めます
最初にチョイ急な登りをこなすと下の方に沢が見え出します、登山道を横切る沢の水が道に流れ出してましたから意外と水量は多いみたい

まだ沢に入ってジャブジャブしながら登る装備は持ってないので素直に登山道を登ります
檜(多分ですけど)の植林帯をゆっくりと登ります、下の方から広葉樹が伸びてきてますが檜に取って変わる事が出来ますかね、出来ねぇーだろうな下刈りされちゃうから

そんなに早い出発じゃなかったのでまだ誰とも会ってなかったんですが、この先でチチ山に向かってる年配の人に追いつきました
10:45宿に着きました、その昔別子銅山で使う炭の集積地だったらしくて結構広い平坦地です

団体さん(5人ですけど)が休んでいたので挨拶をして先を急ぎます
11:30丸山荘に到着です、少し手前の登山道脇にリンドウがプチ群生していました今の今まで笹ヶ峰に咲いているのは普通のリンドウだと思っていたのに、なんと
アサマリンドウのプチ群生でした、何でそう思っていたか???です

11:35山頂目指して歩き始めますが、この辺からガスが忍び寄って来ました
丸山荘から山頂までのジグザグコースにポツンとあるこの枯れ木、アイゼン付けて直登していた時にエビの尻尾が付いていた木に違いない、3年半振りくらいかな
倒れずに頑張ってたんや
12:25山頂に到着、山頂標識が柱タイプに変わってますね、瀬戸内海側は一面の雲の絨毯で下界は見えません

10人ほど先客さんがいて思い思いの場所に陣取って昼食を取ってます、丁度お昼時に着いたんですね、腰を下ろして昼食にします
オニギリをパクついてお腹の虫も満足したので山頂撮影タイムの始まり、雲海の先端は稜線の低い所から流れ落ちてますそんなにスピード感がある訳じゃないん
だけど滝のようです、今にも雲に飲み込まれそうになっているのが寒風山、若干こっちより低かったかな
こっちはチチ山に続く道です、こっちも縦走してみたいと思っているんですけどまだ実行出来ていません

山に登り始めた頃、無謀にも雨が降り出しそうな日に笹ヶ峰を目指してたんです
ガスで何にも見えなくなって引き返した場所がこの先にある筈なんです、そこに立ってみたいんですけど、何処だったか分からないかもですね
西の方を見ると雲海から頭を出している山がありますね、奥から石鎚山、瓶ヶ森西黒森山(メィビー)です、空がもっと青ければ最高だったんでしょうけど贅沢
は言ってられません
山頂からの景色を満喫したので13:20下山開始です、下り始めるとすぐにガスの中を歩く事になり乾いたお肌に水分補給出来ました(ホンマかいな)、丸山荘の下で今度は花の撮影
タイム開始、三脚を立て15分程アサマリンドウを撮りまくったらひたすら下りです、今日は下りの足を鍛えてみようと少し早足で下ってみる、アサマリンドウの写真を撮っている
間に先に行って貰った御夫婦に追いついて追い越してしまった、その代償として膝上外側の筋肉痛が残ったけど心地よい痛みでした、15:00ジャスト登山口に無事下山です、今回は
ほぼペースを守って歩けたので及第点でした
そんじゃアサマリンドウでも見るべ