(1756m) 2006/9/3

登山口 → 桑瀬峠 → 伊予富士 → 桑瀬峠 → 登山口
今日も朝起きられずに家を出るのが遅くなってしまった、何処の山に登るのかも決めずに9:15家を出てスーパーでオニギリと飲み物を買い込んだら寒風山トンネルへ車を走らせる
まだリンドウには早いだろうけど短時間で登れる瓶ヶ森にするべ、寒風山トンネルを抜けてすぐにヘアーピン左折すると何やら立て看板が目に飛び込んできた、「9/3酸欠マラソン
の為瓶ヶ森林道通行止め」って書いてある、をいをいまたかいな、酸欠マラソンに遭遇するのは3回目やろか、瓶ヶ森登山口へは昼過ぎまで行く事が出来ません、4時間程掛けて石鎚
スカイラインの方から迂回する手もあるんですが時間的にNG、仕方なく寒風山に変更です
10:30 旧寒風山トンネルの高知県側に到着、駐車場は満車状態だったので隅っこのスペースに車を停めます、冬場の霧氷シーズン以外で駐車場が満車になる事は
まずないんじゃけど、やっぱり通行止めの影響なんでしょうね

10:40 支度を整えて歩き始めます
ここが寒風山登山口、左端に写っているのは林道入口でドライバーに通行止めの説明をしている警備の人達です、14:30頃には解除になるって言ってました

さあーて、最初の急勾配バテないように頑張って行きまっしょい!
桑瀬峠までの急勾配はいつ登ってもきついけど木々の葉が陽差しを遮ってくれて暑さに関しては言う事無し、気合いだけは充分にあったんじゃけど、すぐに足が
動かなくなって息は上がるしで前途多難です、ちょっと登っては休み息を整えて水分補給の繰り返しで、なかなか高度を稼げません、桑瀬峠が近くなるにつれて視界が開けてきます、伊予富士方面の斜
面の崩落が年々広がってるのが気掛かり
桑瀬峠の直前で駐車場が見えます、一番手前がMyWishなんじゃけど小さくて良く分からないですね、結構足元の方に見えて急勾配を登って来た実感が湧きます

(←カーソルを画像の上へどうぞ)
11:45桑瀬峠に到着、寒風山方面はガスが掛かって少しボヤけてますね、伊予富士方面の方が少しマシみたいだし、一緒に休憩してる人が伊予富士に行くって言う
ので便乗させて貰います

本日2度目の予定変更で12:00伊予富士に向けて歩き始めます
先程見上げていた南斜面の崩落箇所まで来ました、崩落が広がる度に登山道が上へ上へと変わってきたんですが、稜線まで届いてしまったら今度は下がらないといけないんですよね

北斜面の方が切り立っているから歩き辛いだろうし、これ以上崩落が広がらない事を願うばかりです
伊予富士に向かう最初のピークを登っている時に振り返ると、今歩いて来た稜線の低い所をガスが超え始めています

相変わらず瀬戸内海側はガスで真っ白で何にも見えませんが、足元に目をやるとアサマリンドウが一輪咲いてます、近くには開く直前らしき蕾もあってもうそろそろみたい
12:40 最初のピークを越えたら伊予富士が見える筈なんですが、こちら側も稜線の低い所からガスが流れ落ちているので伊予富士もガスの中です
次のピークを越えて13:15伊予富士直下の急勾配の下まで来ました、山頂はガスの中に隠れてます、気合いを入れ直して登り始めますがやっぱりきつい、何度も休みながら少しずつ
高度を上げて行きます、山頂がボンヤリと見えだした時に「もう少しですよ」って声を掛けて貰って勇気百倍、息切れしながら登り切りました
13:35伊予富士山頂到着です、西の瓶ヶ森石鎚山方面と南の高知方面のガスが少しずつ晴れてきてます、ゆっくりと視界が開けだしている間に腹ごしらえをしてお
きます、おや何故かこんな所にオニギリとお茶がある、ちゃんと忘れずに持って来ましたよ、美味かったでっす!
オニギリを食べ終わった頃ここまでガスが晴れました、南側の高知方面が見えています、山頂に50分いたんですけど途中の10分くらいガスが晴れてました

山頂直下の急勾配を登っている時は一面真っ白だったんだから10分でもここまで晴れたらラッキーでしょ
14:25下山開始です、この頃になるとまたガスが晴れだして少しずつ視界が開けてきてます急勾配を慎重に慎重に下りると高知方面の山並みを見ながら桑瀬峠まで尾根歩き、殆どが
下りだから息切れする事はないんですけど膝に来ますね、15:20桑瀬峠まで戻って来ました前を歩いていたご夫婦は休憩をするみたいやけど一気に登山口まで下ります、最初に息を
切らして登った急勾配を快調に下りて15:50登山口まで戻って来ました、約1ヶ月振りの山登りだったのでペースも何も掴めずに本当にきつかった
咲き始めのアサマリンドウを見るかな